営業畑22年の診断士が手がける「売れる仕組み」の設計
栃木県那須塩原市で中小企業の経営改善と売上拡大を手がけるKomaki Business Partners。代表は22年にわたる営業現場の経験を持つ中小企業診断士で、机上の分析だけでなく、現場の商談や顧客接点をよく知る人間が直接コンサルティングにあたる。販路開拓やマーケティングの施策を「仕組み」として企業内に定着させることに注力しており、担当者が変わっても案件獲得が回り続ける状態を目指している。ターゲット顧客の絞り込みから営業プロセスの構築まで、段階を踏んで組織に落とし込んでいく進め方が基本だ。
個人的には、「売れる仕組みづくり」と「生産性を高める経営改善」という二軸を明確に掲げている点が印象的だった。売上を伸ばす話と社内の効率化は別々に語られがちだが、Komaki Business Partnersでは両方を連動させて扱う。経営診断の段階でボトルネックを洗い出し、売上施策と業務改善を同時に設計するため、片方だけ進めて効果が出ないという事態を避けやすい。この両輪のアプローチに納得感を覚える経営者は少なくないようだ。
事業計画と補助金申請を「使える資料」に仕上げる手法
Komaki Business Partnersの事業計画策定は、経営者のビジョンをヒアリングするところから始まる。マーケティング戦略、収支計画、資金繰り計画を一体的に組み上げ、融資や補助金の申請にそのまま提出できる形式で完成させる。計画書の品質がそのまま審査結果に直結する場面は多く、数字の根拠や市場分析の解像度にかなりの手間をかけている。補助金活用サポートも主要サービスの一つとして位置づけられており、申請書類の作成支援から採択後の対応まで一連の流れを引き受ける。
「計画を作ったはいいが棚に置いたまま」という声は中小企業の現場でよく耳にする。Komaki Business Partnersでは、策定した計画を社内説明や金融機関との交渉にもそのまま使える水準に仕上げるため、実際の経営判断に計画が組み込まれやすい。サービスの領域は経営診断・売上拡大・補助金・事業計画策定・各種セミナーの5つに分かれており、必要な領域を組み合わせて依頼できる構成になっている。
訪問型だからこそ拾える現場の空気と隠れた課題
支援の基本スタイルは訪問型で、職場に足を運びながら社員の動きや業務フローを直接観察する。数字や報告書だけでは把握しにくい現場の温度感——たとえば部門間のコミュニケーションの滞りや、属人化している業務の存在——を肌で感じ取り、改善策の精度を上げている。那須塩原市を拠点にしていることで、栃木県内の企業へのアクセスに時間がかからず、頻度の高い訪問が実現しやすい環境だ。オンライン・電話・メールでの相談窓口も並行して整備されているため、遠方や多忙な経営者にも対応できる。
ある支援先では、表面的には売上低迷が課題とされていたが、訪問を重ねるうちに受注後の業務プロセスに非効率が集中していることが判明したという。こうした発見は現場に入らなければ出てこない類のもので、報告書ベースのコンサルティングとの違いが際立つ場面だろう。計画を渡して終わりではなく、実行段階で生じる迷いや軌道修正にも継続して関わるため、経営者から「判断に迷ったとき相談できる相手がいる安心感がある」という声が目立つ。
相談のハードルを下げる料金提示と柔軟な対応窓口
初回相談の段階で課題を整理したうえで、支援範囲と期間に応じた費用を明示する料金体系を採用している。見積もりが不透明なまま契約に進むことがないため、コンサルティングに対する心理的なハードルが下がりやすい。一社ごとの事業規模や地域特性を踏まえて支援内容を組み立てるため、画一的なパッケージを押しつけられるような不安は感じにくいだろう。
Komaki Business Partnersが掲げる「共創と伴走」という姿勢は、料金面の透明性にもあらわれている。支援の途中で状況が変われば内容の見直しにも応じるスタンスで、契約後のコミュニケーション頻度が高い点を評価する利用者は多いようだ。栃木県内で経営課題を抱えながらも、どこに相談すればいいか分からないまま時間だけが過ぎている事業者にとって、最初の接点として機能しやすい窓口設計になっている。


